ubunto8.10 で Canon MP980を使う。

ということで、無線LAN便利そうだったので、Canon の MP980 を購入してみた。

追記 2009-11-05
結論を先に書く。MP980 は Ubuntu で直接使うのはドライバが無いため無理だったので、Windows 機で USB 接続してネットワークに認識だけさせておく。後は、Ubuntu 上の VirtualBox 上で動作する仮想 Windows にドライバやユーティリティーをインストールしてやることで使用可能であった、という記録。(これを Ubuntu で使えてると言っていいのかは微妙だけども)以下本文。


これ、無線LANを使おうとすると、最初にUSBで接続して設定しておかないといけない。念のためと残しておいたメインノートの Vista が劇的に役に立った。(VirtualBox の USB 認識がうまく行くならそんなに苦労しないかもしれないが)


でまあ、一旦ネットワークに認識させてしまうと後はUSBを切って大丈夫。多少の不便はあるが、VirtualBoxOSE ではない版の、Version2.1.0 以降)にて、ネットワークはブリッジ接続にする。

設定方法は仮想OSを起動してない状態で、設定を選択し、ネットワークの「割り当て」の種類を「ホスト インターフェース」にしてから下のホストOS上の使用したいネットワークデバイスを選択するだけ。

これまでは、ゲストOSをホストOSのネットワークに参加させたいときにはLinuxカーネルのTUN/TAPという仕組みと(同じくカーネルの)ブリッジ接続機能をツールで利用して面倒な設定を行う必要があった。しかし、バージョン2.1系からはその必要がなくなり


「割り当て」の種類を「ホスト インターフェース」にしてから下のホストOS上の使用したいネットワークデバイスを選択するだけになった。「GNU/LinuxホストにおけるSun xVM VirtualBoxのブリッジ接続の設定を見直し」で作成したスクリプトも不要になる。

http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20081219/p1

で、VirtualBox にインストール済みのXPから、MP980付属のドライバCDを実行し、ネットワークに参加済みのプリンタ設定を選択してやればプリンタを認識してくれる。


ドライバCDはすぐ無くすので、一応 iso イメージを作成しておく。

$ dd if=/dev/scd0 of=CanonMP980.iso

※ もっとも後になると「作成した」という事実自体を忘れるので、あんまり役に立たないが・・・。こうやってブログに書いておくことで覚えているだろうか・・・。

早速写真を何枚か印刷してみたが、まあ、普通に印刷できた。最近のプリンタははえーなー。