/proc/meminfo とか。

/proc の下は情報の山・・・。

 iノードは通常、ファイルに対して一意(unique)であり、ファイルが存在する限り同じiノードが利用される。iノードの上限はカーネルによって決められており(/proc/sys/fs/inode-max参照)、file-max数の3〜4倍となっている。これは、標準入力、標準出力、ソケットの作成の際にもiノードが使用されるためである。

VFSとファイルシステムの基礎技術 (2/2):Linuxファイルシステム技術解説(1) - @IT

 「キャッシュ」は本来、一度呼び出したデータをメモリ上に保存することで、次にそのデータを利用する際に高速処理するための機能である。ファイルシステムでは特に、ディスクに保存された情報をカーネルがメモリに置く仕組みとして理解される。iノードなどのVFSオブジェクトは、キャッシュとしてカーネルのメモリに常時確保されている。


 キャッシュの量は常時変化する。その統計情報が/proc以下に記されている。/proc/meminfoには、カーネルが現在確保しているメモリオブジェクトがcached(オブジェクトの内訳は/proc/slabinfoに表示)、I/O用に確保されているメモリがbuffersとして表示される。

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