debian etch に linux-vserver をインストールしてみた

まあもういちいち残すような作業でもないんだけど、どうせこれもやり方忘れるのでメモっておく。


作業用で使ってるノートPCが動かなくなったりしても面倒くさいので、VirtualBox 上で動いている debian etch 上で作業を行った。


インストール↓

# apt-get install linux-image-2.6-vserver-686 \
util-vserver vserver-debiantools

インストールが終わったら、再起動して、対応カーネルを選択して起動。


ゲストOSの作成↓

# vserver vserver1 build \
--hostname vserver1.mydomain.com \
--interface eth0:192.168.1.19/24 \
-m debootstrap -- -d etch

ゲストOS起動↓

# vserver vserver1 start

初回はとりあえずこれでログイン↓

# vserver vserver1 enter

ログインしたら他のOSからログインできるように、sshを入れておく。ついでに、ユーザも作っておく。

# aptitude install ssh
# adduser kamei

停止は、

# vserver vserver1 stop

仕組みも簡単で、メモリも食わないし、管理やりやすそう。分散構成の検証には相性がよさそうだ。ホストOSのカーネルを vserver 対応のものに差し替える必要があるので、個人で動かすんであれば、VMware でも、xen でも、VirtualBox でもいいけど、それの上で動く完全仮想化OSのカーネルを差し替えて動かすのが気分的によろしいのでは無いかと思った。


しかし、今回の作業を行った環境って、Windows Vista が入ったノートPC上から wubi でインストールされた Ubuntu8.10 上で動作させている VirtualBox 上で動く debian etch に vserver をインストールし、debian etch を動かしたというもの。子亀の上に孫亀状態ですな。