DR について
データ欠損ゼロを実現するためには同期コピーが必須となる。
(中略)
一般に、同期コピーが適用可能な距離は100km以内とされている。これ以上の遠距離の構成では、複数のログやトランザクション情報をまとめて転送するなど、データ転送遅延時間の影響を最小化する工夫が必要となる。また、WAN最適化コントローラなどを適用し転送遅延時間を削減することも有効だ。
システムの要件によっては、データ欠損ゼロを保障する同期コピーのリモートサイトを100km以内の近郊に置き、災害直前のデータ欠損をある程度許容する非同期コピーのリモートサイトを遠隔地に置く3データセンター方式も有効である。
Part4 ディザスタリカバリ | 日経 xTECH(クロステック)
SnapMirrorは、元々ディザスタリカバリー(災害復旧)用のミラーをリモートサイトで作成することを目的とした機能です。
NetApp - Tech OnTap - NetAppの統合データプロテクション:最適なデータ保護ソリューションを選択する方法
LANケーブルや光ファイバの中を信号が伝播する速度は,おおむね 1kmあたり5マイクロ秒とされています。
(中略)
東京から大阪まで光ファイバを敷設した場合,直線距離なら400km程度ですが,ケーブルは一直線に敷設できるわけではないので,ケーブル長としては1000kmくらい必要になると思われます。ということは,片方向で5ミリ秒ほどの遅延が発生しますので,RTTは10ミリ秒になります。
第2回 ネットワーク遅延と高速化:教科書には載っていない ネットワークエンジニアの実践技術|gihyo.jp … 技術評論社
200km あたり 1ms。往復で 100㎞ あたり 1ms。よーするに、RTT は 100km あたり 1ms が目安か。