Web サイトのクライアントサイドに徹底的にこだわる
Web サイトの高速化は、サーバサイドの対処ばかりが実施されることが普通なように思いますが、単純なリクエスト-レスポンスであれば、待ち時間の80%はフロントエンドの処理に費やされているらしい。
ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール
- 作者: Steve Souders,スティーブサウダーズ,武舎広幸,福地太郎,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: 大型本
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よく言われるような「JavaScript は HTML の最後に記述しない」等の基本的なところから、DNS ルックアップの減らし方といったちょっと高度なところまでクライアントサイドに着目して高速化を追及している。
で、上記の続巻が先日翻訳されたんだけど、
続・ハイパフォーマンスWebサイト ―ウェブ高速化のベストプラクティス
- 作者: Steve Souders,武舎広幸,福地太郎,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/04/10
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大幅に値上がりしており、買うかどうか悩む。非対応ブラウザの関係から、なかなか使いにくい gzip圧縮転送や、サーバープッシュの Comet の解説など、今風の話題が多くて興味は惹かれるんだけど。Comet はサーバ側の課題も多くて、面白い技術だと思っている。