Google Sitebricks

2009-06-06
大谷さんのBlogにて詳しいところは読んでもらうとして。


GWT(Google Web Toolkit)ってのは、Javajavascript(AJAX) のアプリケーションを作成するためのもの。Java to javascript コンパイラ、という表現も見かけた。


元々、Gin というのがあって、これは、Guice for GWT っていう位置づけのもので、AJAX 使ってページ内の「部品」を組み立てられる googleフレームワークということになる。


で、先日の JavaOne で、

GWT
Guice
・Web Driver(Webブラウザを操作するためのJavaライブラリ)

を組み合わせた、HTTP に特化した RESTful な web フレームワークである Google Sitebricks ってのが発表された。


Guice2.0 の成果も取り込んでいるようで、 web.xml レスなフレームワークになるんじゃないかと思った。


ページテンプレートと POJO オブジェクトの組み合わせで、 テンプレートと POJO オブジェクト間の不一致があると、 コンパイル時にエラーを出してくれるという非常に Guice らしいというか、 強い静的型付け言語である Java の特長を生かしてて、クール。XML だとか、設定ファイルだとか、しばしば実行時に問題を起こすけど、もはや「googleカラー」みたいになってきてる、コンパイル時チェックに対する偏執的なコダワリは、自身の痛い目みた経験からきているのだろうなあ。


近日中に、Google Code Blog にて、preview リリースが お目見えするらしい。


個人的に興味を惹かれたのが、Comet サポートを予定しているよー、 といっているところ。