MySQL5.1 の rpm を deban etch にインストール

MySQL をソースからコンパイルしてインストールしてきてたんだけど、バイナリ版は最初から最適化に最大限の注意を払っているということで、バイナリ版でインストールしたいというニーズはでかいと思う。

そういう場合は、rpm が使える CentOSFedora を選ぶのがよいわけだけど、私のように debian を押し付けられた場合、どうしようかなーと悩むことになる。

っで、とりあえず MySQL5.1 の rpm を deban etch にインストールしたので、記録しておく。(ずっとまえに Ubuntu8.10 でやってみようかなと思ったことがあったけど、面倒くさそうなので辞めたのだ)注意点は2点。

(1) RHEL4 用を選ぶ。(debian etch の場合。Ubuntu8.10 なら RHEL5 だ)
(2) mysql ユーザを作成し、db ディレクトリの所有者を変更する

以下手順。とりあえず、alien をインストールしておく。

# yum install alien

etch は rhel4 用をインストールする。mysql のホームページからダウンロードしたファイルを端から alien。(何かいろいろエラーが出るが。)

# alien MySQL-client-community-5.1.30-0.rhel4.i386.rpm 
# alien MySQL-server-community-5.1.30-0.rhel4.i386.rpm 
# alien MySQL-shared-community-5.1.30-0.rhel4.i386.rpm
↓ソースいらなきゃ別に必要なし
# alien MySQL-community-5.1.30-0.rhel4.src.rpm

出来た deb をインストール

# dpkg -i mysql-server-community_5.1.30-1_i386.deb 
# dpkg -i mysql-client-community_5.1.30-1_i386.deb 
# dpkg -i mysql-shared-community_5.1.30-1_i386.deb

mysql ユーザーを作って、データベースの置いてるディレクトリの持ち主を mysql に。

# adduser mysql
# chown -R mysql:mysql /var/lib/mysql

db をインストール。

# mysql_install_db --user=mysql --no-defaults

root にパスワード設定したとかやることになるけど、とりあえずこの状態でも使える。

やってみた感想としては、あんまり簡単じゃないのでw
バイナリ版を使いたい場合は素直に Linux (non RPM, Intel C/C++ compiled, glibc-2.3) とかを選択して、インストールするのが良さそう。